7月2日(日)

この日はBers Slice Projectで予想されていた2次微分のノルムの値に関する結果が実際に正しいことを証明すべく努力をしていました。Landauの定理についてのJenkinsの2番目の論文(Landauの定理のsharp versionが示されている)の手法がそのまま使えないかと思っていろいろ考えておりました。ほぼ同様に適用できることがわかりましたが、ただ最大値を求めるべき関数の危点の位置に関する情報が必要なことと、何よりJenkinsの論文で使われている等高線に関する位相的結果(主にJenkinsとMorseとのpseudo-harmonic functionsに関する共同研究)がその場合も果たして適用可能かどうか、そもそもその結果の正確な言明は何か、ということを本格的に調べる必要性が出てきました。