7月20日(木)


この日は普通に大学に出かけてみました。そろそろ7月末からのJoensuuでの微分方程式論の勉強会に出席するために、往復の切符を手配しておいた方がよいと思って色々調べておりました。Joensuuに行くためには、電車(VR)・飛行機・バスが考えられるわけですが、電車の場合は乗車券だけで472FIMで、飛行機だと正規運賃になってしまうのでしょうか、結構高くて片道で150USDくらいしたように思います。バスが一番安いのですが、それでも400FIMくらいかかるようでした。バスの料金もキロ数で計算されるのが面白かったですね。ちなみに、Joensuuまでは鉄道で500kmくらいあるようなのですが、時間にして5〜6時間。バスだとMikkeli経由で7時間程度、飛行機だと約1時間ですね。バスの場合は私は車酔いするおそれがあって道中で勉強ができないので、とりあえず予定通り電車で行くことにしました。

勉強会は7月30日から8月3日までなのですが、初日は昼過ぎにJoensuuからさらにバスが出るとのことで、それに間に合うようにするには、朝一番の列車に乗るか、前日から出発するかしかないわけです。私は前日の夜に出発する寝台列車に乗ってJoensuuに入り、最終日はJoensuuで一泊して8月4日にヘルシンキに日中の列車で戻る計画を立ててヘルシンキ中央駅に向かいました。ただ、Internetで調べると、どうも土曜日だけその寝台列車のダイヤが変則的になっていて、私が乗る日を含めたある期間についてはその情報もなかったので、ひょっとして土曜運休なのでは?とも思っていましたが、まあとりあえず駅に行ってから尋ねれば良いと判断してそのまま駅に向かいました。

駅に行ってチケット売場で番号札を取ると、まだ20人待ちくらいだったので、その間に地下に降りて市内交通の定期券を更新。すぐに戻ってみると既に10人分くらい進んでいて、結構処理が速いことが分かりました。大体、20人待ちでも10分ほどで順番が回ってくるようでした。ということでチケットを申し込んでみると、やはり土曜日のその寝台車は運休のようで、仕方なく日曜日の朝一番の列車の指定席を取って、寝台列車も使ってみたかったので帰りは3日の夜に現地を出発する寝台列車をよやくしておきました。参考までに書いておきますと、IC(InterCity)の場合は特別料金として35FIM余計にかかり、さらに寝台料金として60FIMかかります(いずれも2等料金)。寝台は3段ですが、日本の寝台料金に比べると遙かに安いですね。