5月24日(水)

この日はちょっと郵便局に行くついでに、現金自動支払機で再び銀行のキャッシュカードを試してみたのですが、どうも暗証番号が間違っていたらしく、再び機械に食われてしまいました(^_^;) この時は、ちょうど銀行の真ん前の機械だったので頼んですぐにカードを出してもらったのですが、たまたまIDカードを持っていなかったので身分証明が出来ず、とりあえず数学教室に戻ってパスポートを取ってきたのですが、するとその窓口に長蛇の列が。ということで、郵便局の用事を先に済ませて戻ってくると、さらに列が長くなっていました。あきらめて番号札をもらってしばらく待っていたのですが、いつの間にか窓口の担当者が変わっていて、今度は取り出してもらっていたカードがどこにあるか分からないという事態になってしまったのですが、ほどなく見つけてくれて返してくれました。
 で、止せばいいのに、もう一度正しい暗証番号を入力してやってみると、やはり食われてしまいました(^_^;) 考えてみると、Internetで暗証番号を自分にとって覚えやすいものに変更しておいたのでした。それを窓口の人に告げると、「インターネットでは暗証番号は変更できないはずだ」と言われ、どうも怪しい奴と思われたのか、カードは返してもらえませんでした。ということで、再び1週間くらいカードが送り返されるまで待たなければいけないようです。

帰宅してチェックしてみましたが、入力した暗証番号自体は最初にもらったものと同じだったので、やはりインターネットで変更した番号が生きているということになりそうですが、いずれにしても試行錯誤のたびにカードを召し上げられるのでは時間がかかって大変です。おかげで、こちらに来てからアカデミーから支払われている生活費がいまだに一度も銀行から下ろせていません(苦笑) こちらでは、日本で言う通帳のようなものはもらっていないので、通帳で直接引き出すということが出来ないんですよね。困ったものです。直接引き出す何か別の方法もあると思いますが、フィンランド語の書類を解読する必要があるので、面倒だから挑戦してはいません。まあ、とりあえず500 FIMくらいは残っているので、カードが次に戻ってくるまでは何とかやっていけるでしょう。

例のサーモンスープはもう一度うまく料理してみる価値がありそうだったので、帰りにHerttoniemiのK-marketに寄って買おうと思いましたが、ヘルシンキ駅地下トンネルのAlepaでは9.9 FIMで売られていたものが、そこでは 12.9 FIMもしているので、ちょっと買う気をなくしてしまいました。結構スーパーによって値段が違うものなんですね。しかし、HerttoniemiでもそのAlepaを発見したので、そちらでみてみるとやはり9.9 FIMで売られていたので、とりあえず買って帰りました。

しかし、この日の料理はカビの生えかけたトマトピューレを処分するために、チキンのトマト煮と相成りました。最初は今一つの味だったのですが、適当にブイヨンやら生クリームを加えると、それなりに食えるものになりました。

なお、この日から Globaltel を使って比較的安い料金で国際電話がかけられるようになりましたので(ちなみに現在のレートで日本まで1分間約22円)、試験を兼ねて帰宅後に妻に電話をしてみました。いわゆるインターネット電話という方式を使ったアメリカ経由の国際コールバック通話ですが、音質は全然気にならない程度で、問題なく通話できました。アメリカへのアクセス番号は面倒なので、電話機のマニュアルを解読して、短縮番号に登録しておきました。これだとなかなか便利。