息子の熱はまだ続いていましたが、長らく大学に行かなかったのでとりあえず大学に出かけました。しかし、考えてみるとこの日は夏至祭にあたっていて大学は事務関係の人が誰もいなくて、郵便物のチェックなどは全くできませんでした。ということで、あまり大学に行く意味はありませんでしたね。大学を昼前に出て東中央に向かい、そこで食料品など必要な買い物を済ませる予定でしたが、CityMarketに行ってみるとレジに長蛇の列が出来ていて、列に並ぶだけでも30分はかかりそうな感じだったので速やかに撤退し、Valintataloで買い物をすることにしました。しかし、買い物の途中で店員にもう店が閉まった、と告げられ慌てて手に持っていたものだけレジで精算して店を出たのですが、どうやらこの日はほとんどの店が13:00で閉まることになっていたようで、その時点で既に開いている店はほとんどなくなってしまっていました。
ヘルシンキの中央に引き返せばたぶん駅前の店のいくつかはまだ開いているだろうと思って一応アパートに電話してどうしても必要なものがあるか確認したのですが、とにかく早く帰ってこいとのことでそのまま帰宅することにしました。広場にある露店は少し開いていたので、そこでパンとエンドウ豆だけ買って帰りました。
その日は息子の熱が39度前後で下がらずに続いていたので、引きつけ止めと解熱剤を飲ませて様子をみることにしました。夜はエンドウ豆を使って豆ご飯を作ってみましたが、思いの外おいしかったですね。これはなかなかのヒットでした。ちなみに、ここではエンドウ豆はイチゴやさくらんぼと一緒に露店でよく売られており、人々は道ばたなどでエンドウ豆を生でよく食べているようです。ということで、どうもこの国の人にとっては果物の一種のような感覚なのかもしれません。
解熱剤の効果で夜は熱が下がって息子も元気になったようでした。ただ、固形物をあまり受け付けなくてミルクばかり飲むので、牛乳がなくなり買い物に行くにもほとんどの店は祭日で閉まっているので困ってしまいました。Kiitosなどに出ている情報では、ヘルシンキの中央のErottajaに24時間開いている店があるとのことで、最悪の場合そこまで行ってみる積もりで夜になってから一人で出かけてみました。その前にまずはピヒラヤマキに行ってみようと思ってバスには乗らずに、そちらの方に歩いて行ってみるとEssoの袋にビール瓶を何本か買って戻ってくる地元の若者の集団を途中で見かけ、ひょっとするとガソリンスタンドは祭日のこの時間でも開いているのでは?と思って、近くのガソリンスタンドをチェックしてみることにしました。バイオセンターの横にガソリンスタンドがあったのは覚えていたので、そこに行ってみましたがそこはもともと無人のスタンドなのであきらめて、そこからとりあえずピヒラヤマキの方に向かってみると、途中でそのEssoのガソリンスタンドを発見。中を覗いてみると、確かにSnack
and food shopがあって営業していました。入ってみると少々割高ではありますが、食料品が一通り売っていたので、とりあえずミルクとついでなのでビールを買って帰宅。翌日も開いているということだったので、安心してミルクは必要最小限だけ買っておきました。