6月25日(日)


朝になっても息子が再び発熱することはなさそうだったので、とりあえず行けそうだと判断してラップランドに出かけることにしました。Ivalo行きの便は11:30のフライトだったので、その1時間前くらいに飛行場に着くようにAirport Taxiに電話してタクシーを手配してもらいました。10:10に迎えに来るとのことだったので、その時間にアパートの前で待っていると果たしてほぼ時間通りに黄色いタクシーがやってきましたが、すでに他の客も乗っていて、乗り合いタクシーという感じでした。ちなみに、値段は4人までなら100FIMなので、1人で利用するには少し高いですが、2人以上ならリーズナブルと言えるでしょう。

10:30頃にVantaa空港の国内線ターミナルに到着。5年前は国内線ターミナルは国際線とはかなり離れたところにあったように記憶しているのですが、統合されたということなのでしょうか。息子は飛行機を見るのが好きなようなので、こうやって少し早めに来て出発ロビーで飛行機を見せておりました。

飛行機はアジア系観光客で結構混みあっていましたが、我々が座った3人席は一人分空いていたので、余裕をもって席を利用できました。(もちろん、発着時は息子は一人が膝に乗せた状態で別にシートベルトをする必要がありました。)最初は機嫌良くしていましたが、途中で眠くなったらしく、ミルクが飲みたいと泣き出して結構大変でした。小さいミルクのブリックパックくらいは常に携帯すべきであることがわかりましたが、時既に遅し。まあ、それでも機内で30分くらい寝てくれていましたが、すぐに着陸準備に入って再び起こさざるを得ませんでした。

Ivaloに到着すると、空港内でバスの情報を調べようと思いましたが時刻表などはなく、直接止まっていたSaariselka行きのバスの運転手に出発時刻を聞いてみると、客が全員乗ったら出発するということでした(^_^;) ということで、そのバスに乗ってSaariselkaに向かいます。料金は大人一人35FIMで、出発前に回収されます。道路は100km/h制限でバスは時速約90kmで飛ばしますが、それでも途中何台か車に抜かれました(^_^;)息子はまだ眠かったのか途中ぐずってずっと泣いていました。約25分でSpa Hotel Saariselkaの前に到着。ちなみに、ほとんど他の乗客はいませんでした。

Ivaloでは雨は降っていなかったのですが、Saariselkaでは雨が降っていて残念ながら外には出られない感じでした。とりあえず昼食がまだだったので、ホテルのレストランでランチをとることにしました。ビュッフェ形式で、スープにサラダバー、パン、飲み物(ミルクまたは例のノンアルコールビールのようなもの)が自由に取れて一人40FIM程度でした。この日のランチはサーモンスープでなかなかおいしかったですね。レストランの窓からは屋内プールが見渡せるようになっていました。

夕方からは少し天候も回復してきたので、ホテルの周りを少しくらい散歩できるようにはなりました。予想通り多くの蚊がいましたが、前回来たときほどではなかったように思います。夕食も面倒なのでやはりホテルのレストランで食べましたが、ディナーのセットメニューは7時までと書いてあったのに、8時頃に注文すると「今日は団体客が多いから、セットメニューしかできない」と言われました(^_^;) ちなみに、ディナーはメインディッシュを2種類のうちから一つ選んで、あとはビュッフェ形式というスタイル。値段は一人75FIMと比較的良心的でした。メインディッシュはチキンの胸肉か、トナカイ肉をマッシュドポテトとラズベリーソース(?)で盛りつけたラップランドの伝統的な料理のいずれかでした。

このホテルですが、夕方まではプールも含めてほとんど人がいない感じなのですが、夜になるとバスで団体客がやってきて、朝になるとどこかに行ってしまうという感じで、ラップランドのツアーの宿泊拠点の一つとして利用されているようです。

息子が寝てから、ようやく一息ついて真夜中の太陽・midnight sunを見に行きました。

24時過ぎの太陽(Saariselkaにて)