この日はいつものように午前中は息子の子守りをしておりましたが、雨が降っていて天気が良くなかったのでしばらくは部屋にいたのですが、前日にプリントアウトした出来たての論文をチェックしているうちに、補題の証明の本質的な部分で不等式が逆になっていることに気が付きました。少し調べてみると、その誤りは致命的なものであることが分かりました(^_^;) ということで、予想の証明は実は間違っていたことが分かりました。他にも色々な手法を試みましたが、どうやら非常に微妙な評価を必要としていて、例えばSolynin-Vuorinenの論文などから知られている様々な評価式を駆使しても必要な評価が得られないことが分かってきました。これはまずいことになったと、この日はかなり意気消沈してしまいました。
しかしながら、息子は相変わらず元気なので仕方なく、昼前に少し雨が上がったようだったので近所にイチゴ摘みに出かけました。バス停の裏から始めて、スポーツセンターの裏を一回りして戻ってくるというルートでわずか1時間ほどの間に結構集まりました。それが次の写真です。この辺ではVadelmaという名前でよく売られているイチゴですが、正式な名前はよく知りません。いわゆるフランボワーズだと思いますが。
フランボワーズがなっているところ
集めてきたフランボワーズ
昼過ぎに帰宅すると、妻が通っているフィンランド語のコースで席が隣だというElmaさん(フィリピン人の女性)が部屋に遊びに来ていました。(と言っても、妻と一緒に試験勉強するためでしたが。)家族の都合ですぐに帰ってしまわれましたが。この後も、論文の復旧作業を行っていましたが、良い方法が見つからずこの日は特に進展はありませんでした。